真空管採血でのアームダウンのコツは?
採血管内の微量の微生物が、血管に流入するのを防ぐため
採血の際は必ずアームダウンをするようにしましょう。
上手なアームダウンのコツは、椅子や枕の高さにあります。
採血台(またはデスク)の高さを、
患者さんの肩の高さよりも10?15cmぐらい下にすると、適度な高低差が付きます。
患者さんの身長によっては、
椅子や台・机の高さの調整が必要になることがありますので、
手際よく調整できるよう高さ変更の練習をしておきましょう。
適度な高低差がついた状態で、肘の下に枕を敷きます。
枕が高すぎるとアームダウンの意味が無くなりますし
逆に、低すぎると肘の固定になりません。
腕の太さや形は人それぞれ違うため
枕だけでは隙間ができて、しっくり来ない時もあります。
その時はタオル類を敷いて微調整しましょう。
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