刺入角度で注意することは?
採血針を刺すときの角度は10度くらい〜20度で刺入れします。
刺した後は、
同じ角度を保って静脈まで刺入れします。
もし途中で刺入角度を変えると、
針先で体内の組織の内部をえぐって組織を損傷し、
組織トロンボプラスチン混入による凝固が発生してしまう危険性もあります。
特に検査の採血を行う場合には、
刺入れしたら角度が変わらないように注意して、
組織トロンボプラスチン混入による凝固のリスクを小さくする必要があります。
刺入角度が小さすぎると、
皮下組織を通るだけで静脈まで到達しないために採血できません。
刺入角度が大きすぎると、
静脈に到達する距離が短いため静脈を貫通する恐れがあるので、
刺入角度には注意する必要があります。
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