真空採血をうまく使うコツは?
真空採血の使用上の注意について
以下に記します。
駆血帯を装着したままで、
採血管をホリダーに挿入してはいけません。
駆血帯を装着した状態で採血を始めて、採血後、
採血管を挿入した状態で駆血帯をはずしてしまったら、
静脈血管が急激に低下して採血管の中の
不純物が患者さんの体内に逆流する恐れがある為です。
次に、採血管が室内温度に戻る前に、採血を行ってはいけません。
これは、
採血管の温度変化により採血管内の圧力が変化して
採血管内の不純物が患者さんの体内に逆流する恐れがある為です。
又、採血針を抜くまで、
腕の血管を圧迫したり、動かしたりしては行けません。
これは、圧迫を解除した時に静脈流が急激に低下して、
採血管内の不純物が、患者さんの体内に逆流する恐れがあるからです。
そして、
採血管に血液が流入し始めた後は、採血ホルダーに押し込むような
力を加えてはいけません。
採血管内の圧力が変化して採血管内の不純物が患者さんの体内に
逆流するかもしれないからです。
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