血管の探し方について
経験を積んだ人の血管の探し方と、
見えにくい血管に対しての探し方、見えなくても皮膚を触ると血管だと分かる場合の
血管の探し方に関して説明します。
@ 経験を積んだ人の血管の探し方
指で血管を触ると血管が皮膚からどの位の距離にあるのかが、
3Dのイメージのように、自らの脳にイメージとして入っていきます。
このような状況に到達した場合、失敗をする確率は非常に少なくなります。
但し、この状態になるまでは、多くの経験を積む必要があります。
失敗をしても、くよくよせずに、
原因を考えて、2度と同じ間違いをしないように、創意工夫をして、実行をする事が重要です。
A見えにくい血管に対しての探し方
駆血帯を患者の洋服の上から少しきつく巻き、
血管が走行している部位を、少したたいたり、さすったりして、
少しでも血管が引き出てくるように促します。
B見えなくても皮膚を触ると血管だと分かる場合の血管の探し方
見た目では、
血管だと分からなくても、患者の皮膚を触ると
血管の位置がすぐわかる場合は、皮膚から血管までの距離が
離れている場合が考えられます。
この場合、針をもう少し深く進めれば血管に到達します。
この3つのケースの場合に共通する事は、
くれぐれも血管の位置がはっきり判明するまで、針は絶対刺さない事です。
また、皮膚を引っ張って、血管を固定する事も重要です。
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